運営方針
弊研究所は、日本の化学産業の置かれている状況を理解し、材料技術面や設備管理面から適切な対応策を提示し、設備信頼性の向上を図り、化学産業の更なる維持、発展を目指します。
具体的には、これまで蓄積した技術的な情報や知識を、化学プラントの装置材料の損傷・劣化に適用し、材料課題解決の合理的な解決を支援します。合わせて、これまでの社内教育や学協会での教育経験を活かして、化学会社の研究者、設計者、設備管理担当者への、材料技術教育の面からのサポーとを行います。
代表メッセージ
化学会社における装置材料技術者は、マイノリティでかつその主の専門職を育成、配置していない企業も多くあります。しかし、腐食性物質を取り扱ったり高温高圧で機器を運転する化学会社にとってその安全と安定生産を維持するために、材料技術者はインハウスの重要な役割を担う技術者であると自負しております。このため、会社におけるその経験や蓄積を日本の化学産業に活かすべく、個人の資格ですが弊研究所を設立しました。
企業組織に属さない視点で、現状の化学産業界の置かれている実情を鑑み、本質的に必要な技術検討や技術教育の研究を継続し、社会への普及と還元を図っていく覚悟で活動できればと考えております。
どうぞ、ご指導、ご活用のほど、よろしくお願い致します。
中原正大(なかはら まさお)
連絡先
- eメール:m.nakahara@n-mti.com
資格
- 博士(工学)
- 腐食防食専門士(腐食防食学会認定)
身分(2024年現在)
- 中原材料技術研究所代表
- 東北大学客員教授
- Desingnated Professinal (Material Technology Institute認定)
- 日本防錆技術協会、防錆技術学校講師
主な役職歴
- 腐食防食学会副会長
- 腐食防食学会技術委員長
- 腐食防食学会化学装置小委員会委員長
- MTI(Material Technology Institute)アジア地区副議長
- 東京工業大学講師
主な受賞歴
- 経済産業省 インフラメンテナンス大賞 優秀賞(2021)
- 腐食防食学会 学会賞(2019)
- 腐食防食協会 技術賞(2015)
- 腐食防食協会 技術賞(2004)